Qスイッチルビーレーザー(しみ・そばかす)

「このシミだけをピンポイントで消したい」そのご要望に応えられるのが、Qスイッチルビーレーザーです。肌の黒い色素(メラニン色素)にピンポイントに反応し、周囲の正常な皮膚へのダメージを抑えながらシミを破壊します。SSクリニックでは、院長が肌状態と色素の種類を正確に診断したうえで照射設計を行い、炎症後色素沈着(PIH)のリスクにも配慮しながら治療を行います

SSクリニックのQスイッチルビーレーザーの特徴

理論だけでなく、院長の経験から選んだ効果が確かなレーザー

メラニンだけを効率よく破壊し、周囲の正常組織へのダメージを抑えやすくなる設計

照射設計から施術後のアフターケアまで患者様に寄り添い、一緒に理想のゴールを目指す

院長 柴田 真一 院長 柴田 真一
岡山大学卒業。2008年に名古屋市中区にSSクリニックを開院。解剖学にも精通し、患者一人ひとりの骨格・年齢・皮膚状態に合わせた治療提案を行っています。
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目次

Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチルビーレーザーとは

Qスイッチルビーレーザーは、694nmという波長の光をナノ秒単位の極めて短いパルス幅で照射するレーザー治療機器です。メラニン色素に対する吸収率が高く、シミ・そばかす・ADMといった色素性病変に対してピンポイントで効果を発揮します。

1回の照射でシミが改善するケースもありますが、すべてのシミに適応するわけではありません。シミの種類・深さ・範囲によっては、複数回の照射が必要だったり、別の治療が適していたりすることもあります。そのため治療前の正確な診断が重要です。

施術中は、輪ゴムで「パチッ」とはじかれたような軽い痛みを感じることがあります。局所麻酔が必要なほどの痛みではありませんが、部位や照射強度によって感じ方には個人差があります。

メラニン色素に選択的に反応するレーザー

Qスイッチルビーレーザーの波長694nmは、メラニン色素への吸収率が特に高い波長帯です。レーザーはメラニンに集中して吸収されるため、周囲の正常な皮膚組織へのダメージを抑えながら、色素だけを選択的に破壊できます。

照射時間(パルス幅)は20ナノ秒という極めて短い時間に設定されており、熱が周囲に広がる前にメラニンを破壊する「フォトメカニカル効果」が期待できます。これにより、熱ダメージによる色素沈着リスクを低減できる設計です。

しみ、メラニン色素についてのイラスト

SSクリニックではジェイメック社「The Ruby Z1(ザ・ルビーZ1)」を採用

The Ruby Z1は、国内導入実績が豊富な信頼性の高いルビーレーザー機器です。安定した出力とスポット照射への適性を持ち、シミ・ADMへの精密な照射に向いています。

このようなシミに適しています

このようなシミに適しています

Qスイッチルビーレーザーは、メラニン色素が原因の色素性病変に適した治療です。すべての「シミ」に使えるわけではなく、症状の種類を正確に診断したうえで適応を判断します。

老人性色素斑(しみ)

紫外線の蓄積や歳を重ねるにつれて、顔・手の甲・腕などに生じる茶色いシミです。境界がはっきりしていて、輪郭が比較的明確なものが多いのが特徴です。表皮のメラニンが原因のため、Qスイッチルビーレーザーが最も適した治療のひとつで、1回の照射で改善するケースも多くあります。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

頬骨付近に左右対称に生じる点状の褐色、もしくは青みがかった色調の色素斑で、20歳前後に出現することが多い症状です。肝斑と混同されやすいですが、原因は異なります。メラノサイトが真皮層に存在するため、深部まで届く694nmのルビーレーザーが有効です。複数回の照射が必要なケースがほとんどで、適切な照射間隔を空けながら治療を進めます。

口唇メラノーシス

口唇(くちびる)に生じる褐色〜黒色の色素沈着です。アトピー性皮膚炎などの慢性皮膚炎の方や、加齢や紫外線・ホルモン変化などが関与するとされており、見た目が気になる症状のひとつです。Qスイッチルビーレーザーで色素を選択的に破壊することで、改善が期待できます。

小さく平らなほくろ

盛り上がりのない、平らで小さなほくろはQスイッチルビーレーザーで対応できるケースがあります。ただし、すべてのほくろが適応になるわけではなく、形状・大きさ・深さを診察で確認したうえで判断します。

適応にならない、もしくは慎重に使用する症状

肝斑には原則適応外

肝斑は、Qスイッチルビーレーザーの強い照射によって悪化するリスクがあります。レーザーの刺激がメラノサイトを過剰に活性化させ、色素沈着が深くなる可能性があるためです。肝斑には、レーザートーニングや内服治療(トラネキサム酸など)が優先されます。「シミだと思っていたら肝斑だった」というケースもあるため、自己判断での受診は禁物です。

炎症後色素沈着(PIH)

ニキビ跡や外傷後に生じた色素沈着は、まず経過観察や外用薬による改善を優先するケースが多いです。炎症が残っている状態でレーザーを照射すると、さらなる色素沈着を招くリスクがあります。診察で現在の炎症の状態を確認したうえで、治療の時期と方法を慎重に判断します。

当院のQスイッチルビーレーザー治療の特徴

SSクリニックのQスイッチルビーレーザー治療の特徴

POINT01

理論だけでなく、院長の経験から選んだ効果が確かなレーザー

SSクリニックがQスイッチルビーレーザーを採用している理由は、スペック上の数値だけではありません。虎の門病院皮膚科での研鑽をはじめ、複数のレーザーを実際に使用してきた経験の中で、「老人性色素斑やADMに対して最も安定した結果が得られたのがQスイッチルビーレーザーだった」という臨床的な実感に基づいています

レーザーにはそれぞれ役割があり、すべての色素病変に同じ機種が最適とは限りません。SSクリニックでは、経験と結果を踏まえたうえでQスイッチルビーレーザーを選択しています。

POINT02

メラニンだけを効率よく破壊し、周囲の正常組織へのダメージを抑えやすくなる設計

Qスイッチルビーレーザーの波長694nmは、メラニンへの吸収率が高いことが知られています。またパルス幅(照射時間)は20ナノ秒で、真皮浅層に存在するメラノサイトを破壊するのに適したバランスだと考えられています。

特にADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、より深い真皮層にメラノサイトが存在するため、波長とパルス幅の組み合わせが重要になります。「強いレーザーを当てれば良い」ではなく、適切な波長と照射時間の組み合わせが結果を決めると考えています

POINT03

メラニンだけを効率よく破壊し、周囲の正常組織へのダメージを抑えやすくなる設計

レーザー治療における結果の差は、機種の違いだけでは説明できません。波長特性・パルス幅・実用フルエンス・スポットサイズ、これらを総合的に判断したうえで照射設計を行うことが重要です。

SSクリニックでは一度で取り切ることを目指し、最大出力でレーザーを照射する特性上、どうしても炎症後色素沈着のリスクは避けられません。 しかし、レーザー照射は治療のスタートラインです。当院では照射設計から施術後のアフターケア、その後の経過観察まで患者様と寄り添い、一緒に理想のゴールを目指します

他のレーザー治療との比較

他のレーザー治療との比較
Qスイッチルビーレーザーフォトフェイシャル(フォトRF)
主な仕組みレーザーでメラニンを選択的に破壊光(IPL)+高周波(RF)の複合照射
得意な症状老人性色素斑・ADM・ほくろなどのはっきりしたシミシミ・くすみ・毛穴・小ジワなど広範囲の総合改善
色素への選択性高い(メラニンにピンポイントで作用)やや広範囲
1回の効果高い(1回で改善するケースあり)複数回の積み重ねで効果が出やすい
痛み輪ゴムではじかれるような感覚温感+軽い刺激
ダウンタイム赤み・かさぶた1〜2週間程度ほぼなし〜軽度の赤み
肝斑への適応原則適応外(悪化リスクあり)低出力であれば慎重に対応可

症例紹介

ここからは、SSクリニックで実際に治療した患者様の症例をいくつかご紹介いたします。

Qスイッチルビーレーザー

左:治療前 右:治療5年後

患者様は51歳女性です。両頬の大きなシミをとても気にされていました。Qスイッチルビーレザーで治療して、5年間が経過しました。レーザー治療は1回のみですが、再発もありません。

 これが、Qスイッチルビーレーザー治療の効果です。

【治療費用】

  • 初診料もしくは再診料。
  • シミ 1mmにつき 2,000円

【リスク・副作用】

  • 痂皮(かさぶた)
  • 発赤
  • 一時的な炎症後色素沈着。

Qスイッチルビーレーザー

左:治療前 右:治療3年後

患者様は30代男性です。鼻に多発した色素斑。

鼻の色素斑を治療するだけで、顔の印象がずいぶん変わることが分かります。

【治療費用】

  • 初診料もしくは再診料。
  • シミ 1mmにつき2,000円。


【リスク・副作用】

  • 痂皮(かさぶた)
  • 一時的な発赤。

Qスイッチルビーレーザー(口唇メラノーシス)

治療前

照射直後

治療後3年

患者様は20歳代の女性の方です。唇にできる黒いシミ、これは口唇メラノーシスです。アトピー性皮膚炎のかたに多く見られます。口唇部に湿疹が長く続くと、その炎症で唇に色素沈着が生じます。ステロイド外用などで口唇部の湿疹が治癒した後も色素沈着は残ります。

約3年ぶりに久しぶりに受診されましたが、再発はなくきれいな状態がキープされています

【治療費用】

  • 初診料もしくは再診料。
  • 1mm:3,000円


【リスク・副作用】

  • 痂皮(かさぶた)
  • 一時的な発赤。

治療の流れ

治療の流れ

1

診察

院長がシミの種類・色・形状・深さ・範囲を丁寧に確認します。老人性色素斑・ADM・肝斑・炎症後色素沈着など、見た目が似ていても原因が異なるシミを正確に見極めることが最も重要なステップです。Qスイッチルビーレーザーが適しているかどうかを診察で判断します。

2

治療計画の説明

診察結果をもとに、照射する部位・回数の目安・ダウンタイムの見込み・費用についてご説明します。肝斑など別の治療が適しているケースでは、代替の選択肢もあわせてご提案します。

3

治療

洗顔後、素肌の状態で施術を行います。照射部位に応じてスポットサイズと出力を調整したうえで照射します。施術時間は照射範囲によって異なりますが、1か所あたり数分程度です。施術後は保護テープやUVケアについてご案内します。

ダウンタイム・経過

時期状態
施術直後照射部位が赤くなり、白くなる(白変反応)ことがある
翌日〜3日後照射部位が一時的に黒ずみ、かさぶたが形成され始める
1週間前後かさぶたが自然に剥がれ始める。無理に剥がさないことが重要
2〜4週間後かさぶたが取れ、新しい皮膚が現れる。赤みが残ることがある
1〜3か月後赤みが落ち着き、仕上がりが安定してくる

※かさぶたが取れた後に一時的な炎症後色素沈着(PIH)が生じることがありますが、多くは時間とともに改善(消失)します。その間、日焼け止めの徹底と擦りすぎるなどの摩擦に注意してください。

料金

機械名:Qスイッチルビーレーザー【ザ・ルビーZ1】(ジェイメック社)

シミ(日光黒子)

通常部位1mm / 2,000円
瞼・目の近く1mm / 3,000円
手のシミ1mm / 3,000円 ※別途、初診料または再診料がかかります。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

片側60,000円
両側120,000円 ※別途、再診料、薬代(1,200円)がかかります。
笑気麻酔4,000円

口唇メラノーシス(唇のシミ)

1mm3,000円 ※別途、初診料または再診料がかかります。

ほくろ(小さく平らなもの)

通常部位1mm / 3,000円
眼瞼(まぶた)1mm / 5,000円
他院修正1mm / 10,000円 ※別途、初診料または再診料がかかります。

※価格はすべて税込表記です。

よくある質問

Qスイッチルビーレーザーの治療に痛みはありますか?
輪ゴムで「パチッ」とはじかれたような感覚があります。部位や照射強度によって感じ方には個人差がありますが、局所麻酔が必要なほどの痛みではありません。痛みへの不安がある方は、施術前にご相談ください。
治療が完了するまで何回必要ですか?
シミの種類・大きさ・深さによって異なります。老人性色素斑は1回で大きく改善するケースが多いですが、ADMは複数回(目安1〜3回)の照射が必要です。前回の照射からある程度間隔を空けて経過を確認しながら進めます。
メイクや洗顔はいつからできますか?
洗顔は当日から可能ですが、照射部位はやさしく洗うようにしてください。メイクも当日から可能ですが、照射部位への刺激はなるべく避けましょう。かさぶたが取れるまでの1〜2週間は、紫外線対策を徹底することが重要です。
再発しますか?
治療で破壊したメラニンは基本的には再生しません。ただし、紫外線への継続的な暴露や加齢によって、同じ部位や別の部位に新たなシミが生じることはあります。日焼け止めの習慣的な使用と定期的なスキンケアが、再発予防の基本です。
治療後どのくらい赤みが出ますか?
施術直後から照射部位に赤みが生じます。その後かさぶたが形成され、かさぶたが取れると一時的に赤みが残ることがありますが、多くの場合は1〜3か月かけて落ち着いていきます。色素沈着が出た場合は3〜6ヶ月で改善(消失)します。日焼けや摩擦などの刺激によって長引くことがあるため、紫外線対策や肌を擦りすぎるなどの刺激に注意してください。

シミをきちんと「見極めて」消したい方へ

カウンセリングから
治療まで院長対応

開業から18年

開業から現在まで
症例数 100,000件

「このシミだけをピンポイントで取りたい」その要望に応えるためには、照射するだけでなく、まず「何のシミか」を正確に診断することが不可欠です。
SSクリニックのQスイッチルビーレーザー治療では、虎の門病院での経験を含む17年以上の臨床実績を持つ院長が、シミの種類を的確に見極めたうえで照射設計を行います。肝斑との誤診による悪化リスクを防ぎ、一度の治療で的確に綺麗にすることが当院のこだわりです。「他院でレーザーを当ててもなかなか良くならない」という経験をお持ちの方も、まずはご相談ください。

この記事の監修者

院長 柴田 真一
院長 柴田 真一
本記事は、SSクリニック院長 柴田真一医師の監修のもと作成しています。岡山大学医学部卒業後、名古屋大学医学部附属病院皮膚科で研鑽を積み、2008年にSSクリニックを開院。皮膚外科を専門とし、専門性の高い治療から美容皮膚科まで幅広く対応しています。美容医療が初めての方や、これまで考えたことがなかった方にも、わかりやすく丁寧にご説明し、不安なく通っていただける診療を大切にしています。
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